AIで構築する
テーブル右側のサイドバーでAIチャットを開き、実行したい内容を説明します。 適切なトリガーとアクションの選択、フィールドのマッピング、ワークフロー全体の設定はAIが自動的に行います。 目的を一度説明するだけでワークフローが完成し、手動設定は必要ありません。 大規模言語モデルへプロンプトを送り、テキストまたは構造化 JSON を返します。レコードに基づくデータの分類、抽出、要約、生成に使用します。設定
モデルの機能
スペース → 設定 → 連携からサードパーティのAIモデルを接続できます。OpenAI、Anthropic、Google などのプロバイダーのモデルを利用できます。
設定方法
- ワークフローにAI生成アクションを追加します。
- AIが従う指示となるプロンプトを記述します。+ をクリックすると、サポートチケットのテキスト、フォームの送信内容、商品説明などの動的な値を挿入できます。
- (任意)デフォルト以外の特定のモデルを使用する場合は選択します。
- (任意)Temperature を調整します。低い値(0~0.3)は一貫性と予測可能性を高め、高い値(0.7~1.0)は多様で創造的な出力を生成します。
- (任意)構造化データが必要な場合は、出力タイプを JSON に切り替えます。返す形式がAIにわかるよう JSON スキーマを定義します。
- (任意)AIに文書や画像を読ませる場合は、添付ファイルを追加します(画像対応モデルが必要です)。
- アクションを保存します。AIの応答は、後続ステップで + の変数選択から利用できます。
プロンプト作成のヒント
AI出力の品質はプロンプトに大きく左右されます。実用的な指針は次のとおりです。- 具体的に指示する。 「これを分類して」ではなく、「このサポートチケットを請求、技術、アカウント、その他のいずれかに分類してください」と記述します。
- プロンプトに例を含める。 期待する内容をAIに示します。
- 出力形式を定義する。 特定の形式が必要な場合は、「カテゴリー名だけを返し、それ以外は出力しないでください」または「category、confidence、reasonをキーとするJSONオブジェクトを返してください」のように指定します。
- 目的を絞る。 1つのプロンプトで複数の処理を求めるより、1つのタスクに絞る方が適切に動作します。
JSON出力
出力タイプを JSON にすると、自由形式のテキストではなく構造化データが返されます。複数の情報を抽出し、後続ステップで個別に使用する場合に役立ちます。 JSON出力のプロンプト例:vendor_name を1つのフィールドへ、amount を別のフィールドへマッピングできます。
画像対応モデルと添付ファイル
画像対応モデルは画像や文書を分析できます。ファイルをプロンプトへ添付すると、AIが内容を「読み取り」ます。- 画像: スクリーンショット、写真、図、グラフ。
- PDF: 請求書、契約書、レポート。
- Word/Excelファイル: 文書とスプレッドシート。
クレジットシステム
AI生成を1回呼び出すごとに、次の項目に基づいてクレジットを消費します。- 使用するモデル。高性能なモデルほど、トークンあたりのクレジット消費量が増えます。
- 処理するトークン数。入力と出力の両方が含まれます。
具体的なプロンプト例
分類
データ抽出
要約
コンテンツ生成
翻訳
使用例
- サポートチケットをトピック別に分類する。 受信チケットを自動分類し、適切なチームへ振り分けます。
- 請求書やメールから構造化データを抽出する。 金額、日付、名前、参照番号を個別のフィールドへ抽出します。
- 長いテキストフィールドを要約する。 会議メモ、説明、コメントを短い概要にまとめます。
- 個別のメール内容を生成する。 レコードデータに基づいてカスタムメール本文を作成します。
- 画像や文書を分析する。 画像対応モデルで、アップロードされた請求書、領収書、スクリーンショットを読み取ります。
ヒント
- オートメーションを有効にする前に、テストパネルでプロンプトを調整します。実際のデータでテストし、出力形式と品質を確認してください。
- 特に分類で一貫した結果を得るには、Temperature を0または0に近い値に設定します。
- JSON出力モードでは、明確なスキーマを指定すると信頼性が高まります。想定するキーと型を必ず列挙してください。
- ループで多数のレコードを処理する場合は、トークン使用量とクレジット費用を抑えるため、プロンプトを簡潔にします。
- デフォルトモデルが要件を満たさない場合は、スペース → 設定 → AI設定から追加のAIプロバイダーを接続します。詳しくはカスタムAIモデルを参照してください。

